津と松阪の狭間にあるお菓子屋さん。

「少しでも納得いかなければ、遠慮なく捨てる。いつも120点の美味しいを出す。」

そんなこだわりがあり、素敵なお菓子を作る方にご来店いただきました。ありがとうございました。

 

数あるお菓子屋さんの中で、なぜ選ばれるのか？

それには、頭の”ある部位”の硬さがありました。

人気店の作り手に共通する”ある部位”の頭の硬さ。

彼女の体の疲れや、頭の硬さから日頃の仕事や人気の秘訣に迫る。レストならでは！の、どこにもない新しい形の施術レポートです。

 

集中するからこそ凝る首

悩みは首コリ。それ以外はなし。布団に入るとすぐに眠れ、起きたらスッキリしている。たまーに限界を迎える時があるけど、基本は悩みが少ない。

そんな状態でした。唯一感じている首コリ。作る際に下を向くことが多いからなのかも？と感じながら、まずは腕や背中、そして肩の施術を行いました。

 

仕事が出る体

「美味しい。」の作り手は左右に違うコリやハリのある体で、左は全体的に硬い。けど、右は柔らかさの中に張りがある状態で、不思議な体の状態でした。

後々聞いてわかったのは、仕事の時の体の癖。

右腕は動かすことが多く、握ることも多い。機械を使う中で、クリームの絶妙な柔からさやなめらかさは、最後に手で調整して作る。その、絶妙な食感へのこだわりのために動かす右腕は、しなやかで柔らかい。けど、グッとハリのある状態。

一方で、左腕はボウルを支えたりして固定していることが多い。おそらく、少し冷たいボウルの底を支えているので、硬く少し冷えている状態。

右手は握って、左手はボウルを持つ手。そんな左右差が背中や腕、肩にありました。

 

「これからの、美味しい。のために。」

 

大切な食感を作る大切な腕を労わるように施術させていただきました。

背中や腕、肩が終わると頭の施術に。

 

美味しい。に特化した頭

カチカチの部分と本当に緩い部分がはっきりしている、本当に特徴的で、面白い頭をしていました。と同時に、「やっぱり。」と感じました。それは、

味覚、触覚、視覚、そして直感につながる感覚を司る部分が、非常に硬くハリがある状態だったからです。そのうちの一つが、おでこ。

ぐっと張っていて、伸びの悪いおでこ。

数多くの人の頭を揉み、いろんな方の頭を揉んでいるから手元に残っている感覚なのですが、美味しくて人気のお店の作り手も、ミシュランの星を取っているシェフも、美味しいお寿司を握る方も、共通する硬い場所。

 

「いつも作るお菓子なんだけど、なんとなくで違う。って思って味見すると違うから作り直す。」

「友人は美味しい。というけど、自分の中では満足点じゃない。だから、作り直して納得するものを出す。」

 

そんな繊細さと鋭さなので、五感がフルに働いている状態なので、それらにつながる箇所全てが硬い状態だったんだな。と感じました。

 

「美味しい。」のために、自分の全部を注ぐ。

 

そんな仕事する姿が頭から目に浮かびました。なので、労り、癒し、緩めるように施術。

 

頭を揉んだ結果、スッキリしてクリアになった頭が、より美味しいに導いてくれますように。

 

そんなことを思いながら、90分間の施術を終えました。

 

感想

寝過ぎてしまったこと。きもちよかったこと。

少しでも労われ、癒やされたのであれば幸いです。

 

仕込みの合間に来ていただき、本当にありがとうございました。

 

しかし！

「味覚が尖ってる！」にはなっていない様子。なので、次回までに進化し、より五感が冴える頭揉みになるようにしておきます。

 

「疲労感がわからない。」と言っていたので、限界を迎える前にまた施術したく思います。

 

たくさんの方に、美味しい。を届けられるように。

誰かの、ある日の週末がより楽しくなるように。

 

昨日まで感じた気持ちいいを、今日超えていく頭の専門店レストでお待ちしております。

 

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