いつもはレストの施術者が作成するブログ。それをお客様に作成いただきました。ありがとうございました。

お客様目線でレストの魅力を知る新しい企画です。

 

頭痛と私

頭痛に悩む私が、頭を揉んだら頭痛との付き合い方が変わりました。

頭痛との長い戦いに疲れ果てていた私は、ある日、友人の勧めでレストにいき頭を揉んでもらうことにしました。雨の日は必ずくる頭痛。疲れが溜まってもやってくる頭痛。何かの拍子に出る頭痛。頭痛がひどくて本当に嫌すぎる毎日をなんとかしたい。

そこに手を差し伸べてくれたのが友人でした。ちなみに友人は行ったことがなかったけど、「多分ここいいよ。」との謎の勧めで行くことにしました。その友人は直感が優れていて過去に失敗したことが少ない。「ダメだと思うよ。」という場所や異性との出会いはダメになることばかり。なので、なんか信頼もある友人の謎の勧めが「行こう。」になったのです。

初めてのお店は緊張するもの。ただ今回の緊張は今まで以上。なんなら、セラピストは男性だし地下室だから。

「何か変なことされたらどうしよう？逃げられる？それとも叫ぶ？携帯はもったままの方がいつでも電話できるからいいのかな？」

そんなような不安と緊張しかなかったのです。（こんな状態でよく行ったなーって思います。）

ただ、話してすぐに落ち着いてきて不思議な感じになりました。声？雰囲気？音楽？香り？表情？どれかなのか。はたまた、全てなのか。わからない。だけど心が落ち着いて「多分いい。」と思ったんです。

あと不思議だったのが頭痛のことを深く聞かれない。他のお店だと「頻度は？」とは聞かれるけど、一切聞かない。（あとで理由を聞いたら納得）むしろ、どうしたら良くなるのだろうか？を一緒に深く考えてくれる印象がありました。あとは、早く頭に触れてみたそうな感じ。

 

心地よさと私

専門的な手技で優しく頭に触れてもらうと、「これでいいのかな？」と思ったのも束の間。まるで魔法のように心地よい感覚に包まれました。行く前に見てきた感想たち。その中で出てくる不思議な感じに包まれたんです。フワッとしてきて魔法にかかったような感じになり、終わってからそのことを伝えたら「いいですねー。体験したいけどできないからいいなー。」と言ってました。

初めての経験だったから勢いそのままに言っちゃったけど、本当に魔法のように心地よかった。

ふわふわーとした感じが続いて、帰りの階段を登る頃に頭の重さがないことに気づき、不思議と心の中に「最近こんな感じなかったし、なんかゆっくりするって大事だなー」って余裕が生まれたのです。

これが、私にとってのレストとの出会いだった。

それ以来、頭痛もあるけど余裕を持つ。という目的で行くことにしていた気がします。

 

静寂と心地よさと私

地下室は静寂に包まれていて夜は本当に静か。そして、無駄な会話をすることがない。なので、心が静寂になる場所です。それが私には心地いい。

無理やり話して接客をしちゃう時がある。そんな時は「なんでお金払ってるのに無理やり話を盛り上げようとしてしまったんだろう。」と後悔する。だけど、そんなのはここでは無し。

「最近どうですか？」は頭のことや調子のこと。それ以外は聞かれることなくその日の感じを伝えてはじまっていく。その感じが心地よくて時間を重ねていくと、よりリラックスできるようなっていく。

最初は話さないことに違和感があったんですが、徐々にそれが良くなってきたのです。

 

雨に濡れる私とレスト

何回かは忘れたけど、雨に濡れた日があって頭痛との付き合い方が変わっていることに気づいたんです。

「あ、今日は雨だ。」ってわかる。理由は雨の日は頭痛がするから。朝出る時は晴れている。けど、朝から頭痛がする…そんな時は絶対に雨が降るんです。だけど、その日は頭痛がなかったのに突然の雨に濡れた。

雨に濡れたのは嫌だったけど頭痛がないことが嬉しかった私。「変化を絶対に伝えよう！」と思ったし、伝えた時にしたガッツポーズに「多分ここいいよ。はこんな風に自分ごとのように喜ぶところ含めて当たってたなー」と思いました。

 

気がつけば頭痛とは違う付き合い方ができるようになったのです。頻度は減ったし、感じ方も違っている。薬を飲むことが減って、頭痛薬を買うことが本当に少なくなった。頭痛がないわけではない。けど、付き合い方が変わっているのです。

 

「今月も雨に濡れないでくださいね。」

 

突然の雨がわからなくなった私とレスト。雨の日頭痛がないからこそ風邪をひかないように気をつけようと思います。