レストドライヘッドスパスクールが無事に終わりました。今回のスクールでは多少の不調はあったけど、大きな事故になることなく終わりました。この大きな事故や不調につながってしまうのには、頭の構造に原因があります。

頭はかなり繊細で、触り方に注意が必要！なのですが、これは肩や足はゴリゴリ押してもいい！というわけではなく、体のすべての部位は繊細なので触り方に注意が必要です。そうしないと、もみ返しになったり、酷くなってしまう…。

ただ、頭は特に繊細なんです。考えたり、感じたり、動かしたりする体の機能の全てになっている。なので、刺激に敏感だし、変な力の入れ方をすると頭を守るための反応でぐっと力が入りがちなんです。これが続くと不調になっていく…。

なので、変な力が入らないように。危険な施術をしないように。危険な施術をしてしまった時にいつでもとめられるように。常々見ておく必要があります。

今回のスクールでは、少し不調が出てしまいました。これは、ぼくが危険な施術を見抜けなかったことが原因です。申し訳ございません。

具体的な不調は、首の痛みやこりの増加。軽い頭痛と目まいです。

強く押していない。力も使っていない。けど、ぐっと圧が加わるだけで不調につながります。それが頭なのです。

ただ、ぼくは本当に申し訳ないけど、不調を経験するのはいいことも多いと思います。経験しないのが一番！だけど、経験することでわかることがあります。

 

不調を経験した方は

こんなに微細な圧なのに不調になるなんて…。自分で施術する時は気をつけよう。

今まで以上に、「押さない」「押し込まない」ように、力を使わないように意識しよう。

そんなふうに、感じていると思います。

 

一方で、施術した方は

怖い。けど、今後絶対にしないように正しい施術を学ぼう。

本当に力がいらない。日々のぐっと押し込むようなマッサージもいらない。なので、相手を感じて、相手を思った施術をしよう。

そう心に強く誓うと思います。

 

この経験が次につながるし、この経験が「より気持ちいい」につながっていく。

その先に、あなたの思い描く未来の施術者としての自分がいる。

 

ぼくがそう思うのは、ぼく自身がそうだったからです。

もしかしたら、ブログを見ている長いお付き合いのお客様は

「そういえば、不調になる時があったな。」

そんなことを思っているのではないでしょうか。その節は、本当にその時は申し訳ございませんでした。

 

けど、だからこそ、スクール生には不調をきたすような危険な施術は教えない。新しい技術が誕生しても、安心や安全を確保でき、自分の中である程度の理論や出来を確立できてからでないと教えることはしない。

ただ、どうしても起こってしまう不調があります。なので、ぼくが見続けていても、最後は受けている人の感覚が本当に大事なのです。

頭で感じたことを伝える。そうすることで、どんな施術をしたら相手がどのように感じるか？が少しずつわかるようになります。

ただ、自分1人でしていると施術感覚がわからなくなってくることがある…

 

・今の施術で正しいのか？

・もっと深くに届けたいけど、どうしたらいいのか？

・最近、なんか飽きられている気がするけど大丈夫なのか？

そんな不安や疑問を解決するために、卒業生の補講を毎月無料開講しています。また、個別補講もしています。いろんな頭に触れて、いろんな人の施術を体感して、いろんな角度のアドバイスを聞いて、新しい技術を学んで、明日からの背術につなげていく。

1人でも多くの人を癒すために。

 

なんでこのようなことを書こうかと思ったかというと、「頭を揉んで不調になった。」ということを聞くことが多いからです。これには、たくさんの原因と最近のこり事情の変化がありまして、書くと長くなるので書きません（来店時や、ぼくに会った時に聞いてください。）！

 

果たして、今の技術で本当に大丈夫なのか？

 

それは、常々感じて考える必要がある。繊細で大切な頭だから。ただ、どうしたらいいのか？どう解決したらいいのかわからない。だからこそ、スクールや補講があるのだと考えています。

5日間は楽しくも、わからないことがあると不安にもなる。長そうで短い。けど、その先には特別な手が待っている。そう信じています。

 

5日間お疲れ様でした。少し先の未来で、再びお会いできることを楽しみにしています。

 

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