3月14日は技術スクールを卒業した2人の卒業生の補講から始まりました。今回の補講は、2人の成長を感じて嬉しい時間だったのです。

 

セラピスト人生が始まった卒業生の成長

嬉しいのは、より本気で向き合っていること。そして、技術的に気持ちいい施術になっていること。

1人は今モニターを募集しており、不安やワクワクが入り混じる中、今まさに走り出したセラピストです。

 

最初は「頭を揉みたい！」という思いだけでふわっとしていたけど、最近では「こんなふうになりたい！」と少しずつ明確になってきました。

これはすごい成長で、それだけ自問自答したということになります。辛いし、不安だし、考えすぎてしまう。そんな中で

「こんなふうに施術をしています。」

「わからないです。」

と報告をされる姿を見て、素直に「すごいな。頑張ってほしいな。」と思いました。

それは、「本当にできるのかな？」という不安の波に飲まれそうになるけど、「やればできるはず！」と今までの自分とこれからの自分を信じる。そんな不安とワクワクの中で、立ち止まることなく、行動しているからです。

 

課題を出して、それをやりきる。そのときにぼくはたくさんの質問をします。

今はまだ答えられることが少ないので、ヒントを出すのですが、次に会うとできるようになっていることが多い。

なので、また課題を出す。すごく頑張り屋さんの卒業生です。

できることが多くなっている。その姿を見て嬉しくなった一日でした。

 

伊勢で頑張る卒業生

もう1人は、アタマの施術を2年近くしており、少しずつ自信が出てきて、お客様からも任されることが多くなってきているセラピスト。

暖かい指で、優しい施術圧はいつの間にか夢の世界に入ってしまうため、技術チェックするときは「寝ないでおこう！」と気合を入れないとうっかり夢の世界に連れ去られてしまうすごい技術の持ち主です。

にも関わらず、年末あたりから新規のお客様からの次回予約が入りにくい状態でした。技術以外でのお客様満足度の低下に悩んでいましたし、自身の在り方を悩んでいました。

これにはいろんな要因がありますが、一つは技術や自分という存在の独自性に対する自信。一つは目の前の方との関係性の深さ。

それらに対し、「次はこうしたらいいよ。」という答えはある程度お伝えできます。だけど、それだと自分で考える力を無くしてしまう。なので、ヒントだけをお伝えして成長を待つ期間がありました。その時は少しだけ元気がなかった…。だけど、一生懸命に考えて、悩んで、課題に取り組んで向き合っていました。

だからこそ、今回会った時は暗闇から抜け出した明るさを見て嬉しくなったのです。

表情はもちろん、出てくる言葉が違うし、質問の内容も違う。目の前のお客様に何ができるのか？を必死に考える姿に心を打たれました。

さらに、技術がいつも以上に気持ちよく、自分の指の形や特徴を活かした施術に成長していたのです。今週は新規のお客様が来るとのこと。

自信を持って、落ち着いて話を聞く。そうすればきっと大丈夫！どんな結果になるかはわからないけど、どんな施術だったのか？報告が楽しみな卒業生です。

 

頑張る二人と補講への思い

そんな頑張る二人を見て、午後からはいつも以上に気合が入った施術でした。なので、珍しく左の鎖骨に違和感を感じる施術終わりでした。セルフケアでなんとかしたけど、それぐらい刺激をもらって嬉しかったんだな。と感じた施術終わりだったのです。

気合が入った卒業生の技術チェックや質問に回答する補講をするのは、その土地でドライヘッドスパの価値をあげてほしいから。そして、それが最高の口コミになるからです。

最近

「髪の毛を引っ張られて微妙だった。」

「気持ち悪くなった。」

「何をされているのかわからず、時間が無駄だった。」

という声をよく聞きます。これは、教育する側の問題だと思っておりまして、そんな施術をしないために徹底的に向き合う必要があると思っています。レストのスクール卒業生の施術を受けた方からは

「気持ちいいね。」

「不思議なふわふわかんを感じました。」

「癒されます。」

と言われる、不快な施術をしない指の持ち主を一人でも多く増やしていきたい。そして、

「頭を揉んでほしいな。」

と思った時に、真っ先に思い浮かぶ方になってほしい。そんな思いがある、ちょっとどころではなく熱い補講と技術スクールなのです。

 

最後は宣伝になってしまったのですが、刺激をもらえる素敵な1日でした。二人のこれからを応援しています！

 

頭を揉まれたい方のご予約お待ちしております。

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