3月11日はレストドライヘッドスパスクールを受講された卒業生が岐阜からやってきました。

本当に素敵な卒業生なのですが、間違った方向の努力をしそうになっていました。それは、東京に向かいたいのに、大阪に行くようなもの。

 

岐阜の卒業生の身になにがあったのでしょうか。つらつらと書いていきます。

 

卒業生の頑張り

岐阜から四日市に月に一回来られる目的は、技術に磨きをかけてより良い施術にするため。より良いお店つくりのため。そのために、技術のチェックや、質問相談をしにやってきます。

この日はコーヒーを飲みながら質問を受け、また私からも質問をしました。

質問の内容は、

「こんな時はどうしたらいいの？」という技術のこと。

「新しいことを習おうと思う。けど、どう思う？」という質問と相談。

「どんなふうになりたくて、どれぐらいの売り上げが必要なの？」という未来に向けたわたしからの質問。

理由は、この卒業生が4月から仕事をドライスパ一本に絞ってやっていくからです。

 

片道2時間かけて毎月岐阜から補講を受けに来られる。来るたびに技術も、セラピストとしても成長を非常に感じる。

それは、このかたの努力の結晶です。

今まで頑張ってきて、少しずつ自分のなりたいセラピストになってきている。そこで独立を決めた。だからこそ、その後に間違った方向に進んでほしくない。なので、質問をしたりしました。

間違った努力

質問の中で気になったのは

「新しい技術を取得しようと思う。どう思いますか？」

というもの。新しいことを学ぶこと自体は、悪くなく素晴らしい姿勢です。

ただ、「なぜその新しい技術が必要なのか？」という理由によっては、必要ない場合があります。

この卒業生にとっては、新しい技術を学ぶということは、必要がなく、間違った努力でした。

 

これは、会話をしていて自分で気づいたのです。

誰に指摘されたりするわけでなく、本当の自分の声に耳を傾ける。そのための会話。

その会話の中から、なりたい自分とは関係のない努力だとわかったのです。

これが、冒頭でも伝えた

東京に行きたいのに、大阪に向かっているような状態です。

目的地から離れてしまうほど、なりたい自分を叶えるまでに時間がかかってしまいます。なので、早めに気づくことができてよかったし、そのほかにもたくさんの気づきになっていました。

 

自分の声を聞いてスッキリしてからの技術練習は、いつもより気持ちがいい施術でした。

 

今でも気持ちいい施術をしているので、これから、もっと気持ちいい施術になっていくと考えると楽しみです。

 

技術スクールでは、卒業生が受けられる補講があります。そこでは、質問や相談もできます。

スクールに関するご質問があればお待ちしております。

 

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